とろけるようなテクスチャーで、メイクや毛穴汚れをしっかり落としてくれると人気の「クレンジングバーム」。
「種類が多すぎて、どれが自分に合うのかわからない…」「本当に肌にいいの?」と悩んでいませんか?
こんにちは!コスメコンシェルジュのchiakiです。
美容業界で13年以上、3000人以上の方の肌悩みと向き合ってきた経験から、あなたにぴったりのクレンジングバームを見つけるための全てをお伝えします!
この記事を読めば、もうクレンジング選びで迷うことはありません。自分史上最高の“すっぴん美肌”を目指しましょう!
この記事を読めばわかること
- 乾燥肌・脂性肌など、肌質に合わせた最適なクレンジングバームの選び方
- 気になる毛穴の黒ずみや角栓にアプローチする成分と使い方
- 「W洗顔不要」のメリット・デメリットと、本当に不要かどうかの見極め方
- プロが本気でおすすめする、プチプラからデパコスまでの人気クレンジングバーム

そもそもクレンジングバームってどんなアイテム?
まずはじめに、クレンジングバームがどんなアイテムなのか、基本からおさらいしましょう。
クレンジングバームは、固形のバーム(軟膏)状のクレンジング剤です。ジャータイプの容器に入っているものが多く、スパチュラですくって使います。
肌に乗せると体温でとろけてオイル状に変化し、メイクや皮脂汚れを浮かせて落とすのが特徴。洗浄力の高さと、肌への摩擦を抑えられるしっとりとした使用感を両立しているのが魅力です。
クレンジングバームのメリット・デメリット
どんなスキンケアアイテムにも、良い面と少し注意が必要な面があります。両方を理解して、自分に合うか見極めましょう。
メリット
- 高い洗浄力: オイルが主成分なので、濃いメイクやウォータープルーフのマスカラ、毛穴の角栓までしっかりオフできます。
- 肌への摩擦が少ない: 厚みのあるテクスチャーがクッションの役割を果たし、クレンジング中の肌への摩擦を軽減してくれます。
- 保湿力が高い: 保湿成分が豊富に配合されているものが多く、洗い上がりがしっとりしているのが特徴です。乾燥が気になる方には特におすすめです。
- マッサージしやすい: なめらかなテクスチャーで指滑りが良いため、クレンジングしながらフェイスマッサージがしやすいのも嬉しいポイントです。
デメリット
- 洗い流しに時間がかかることがある: オイルリッチなため、製品によってはヌルつきが残りやすく、しっかりと洗い流す(乳化させる)必要があります。
- 容器から取るのが少し手間: スパチュラを使うのが面倒に感じる方もいるかもしれません。衛生面を保つためにも、スパチュラは清潔に保ちましょう。
- W洗顔が必要な場合がある: 製品によっては、バームの後に洗顔料を使う「W(ダブル)洗顔」が必要なものもあります。

【失敗しない】クレンジングバームの選び方5つのポイント
ここからが本題です!数あるクレンジングバームの中から、あなたにぴったりの一品を見つけるための5つのポイントを、専門家の視点から詳しく解説します。
1. あなたの「肌質」で選ぶ
スキンケアの基本は、自分の肌質を知ることから。まずは自分の肌がどのタイプかチェックして、最適なバームを選びましょう。
乾燥肌さん
セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、スクワランなどの高保湿成分が配合されているものを選びましょう。洗い上がりのつっぱり感を防ぎ、うるおいを守ってくれるものが理想です。洗浄力がマイルドなものや、植物オイルが主成分のものがおすすめです。
脂性肌さん
皮脂分泌が多い脂性肌さんは、さっぱりとした洗い上がりのものが心地よく感じられるでしょう。クレイ(泥)や炭など、皮脂吸着成分が配合されたものがおすすめです。ただし、洗浄力が高すぎると必要な皮脂まで奪い、かえって皮脂の過剰分泌を招くこともあるので注意が必要です。「ノンコメドジェニックテスト済み」※の表示があるものを選ぶと、ニキビができにくい処方になっているので安心です。
※すべての方にコメド(ニキビのもと)ができないわけではありません。
混合肌さん
Tゾーンはベタつくのに、Uゾーン(頬や口周り)はカサつく混合肌さんは、一番クレンジング選びが難しいかもしれませんね。
基本的には保湿成分がしっかり入っているものを選びつつ、洗い上がりがベタつきすぎないものがおすすめです。酵素やビタミンC誘導体などが配合され、毛穴ケアと保湿のバランスが取れたタイプが良いでしょう。
敏感肌さん
肌への刺激をできるだけ避けたい敏感肌さんは、成分表をしっかりチェックしましょう。
「アルコールフリー」「パラベンフリー」「無香料」「無着色」「パッチテスト済み」といった表記のある、低刺激設計のものがおすすめです。また、肌のバリア機能をサポートするセラミドなどが配合されていると、なお良いでしょう。
2. あなたの「肌悩み」で選ぶ
次に、クレンジングでどんな肌悩みをケアしたいか、という視点で選んでみましょう。
毛穴の黒ずみ・角栓が気になるなら
毛穴悩みの原因は、古い角質と皮脂が混ざり合ってできた「角栓」です。この角栓をケアするには、皮脂やタンパク質を分解する「酵素」や、汚れを吸着する「クレイ」「炭」、肌を柔らかくする「AHA(フルーツ酸)」などの成分が配合されているものが効果的です。
また、オイルで角栓を溶かし出すイメージで、指の腹でやさしくクルクルとマッサージするのもおすすめです。
もっと毛穴ケアについて知りたい方はこちら!
毛穴悩みに特化した美容液を徹底解説しています。クレンジングと合わせて使えば、つるつるの毛穴レス肌も夢じゃないですよ!
肌のくすみ・ごわつきが気になるなら
肌がなんとなく暗く見える「くすみ」。その原因の一つが、古い角質が溜まってしまうことです。
AHA(リンゴ酸、クエン酸など)やパパイン酵素といった角質ケア成分が配合されたバームなら、メイクを落としながら優しく角質をオフし、透明感のある肌へと導いてくれます。

年齢に応じたケア(エイジングケア)をしたいなら
ハリ不足や乾燥小じわが気になる方は、エイジングケア※成分に注目しましょう。
レチノールやビタミンC誘導体、ナイアシンアミド、アスタキサンチンなどが配合されているものがおすすめです。クレンジングは洗い流すものですが、毎日使うことで肌に嬉しい変化が期待できます。
※年齢に応じたお手入れのこと
3. 「W洗顔不要」かどうかで選ぶ
「W洗顔不要」は、クレンジングバームの大きな魅力の一つですが、本当に必要ないのか気になりますよね?
W洗顔不要のメリット
- 時短になる: クレンジングと洗顔が一度で済むので、忙しい方にぴったりです。
- 肌への負担を軽減: 洗顔の回数が減ることで、肌への摩擦や、必要なうるおいまで洗い流してしまうリスクを減らせます。特に乾燥肌さんや敏感肌さんにおすすめです。
W洗顔不要のデメリットと注意点
- 洗い上がりにヌルつきを感じることがある: このヌルつきは保湿成分であることが多いですが、さっぱり感が好きな方には物足りなく感じるかもしれません。
- 肌質によっては毛穴詰まりの原因に: 脂性肌さんや、メイクが濃い日は、洗い残しがニキビの原因になることも。洗い上がりの肌を触ってみて、ベタつきが気になる場合は洗顔料を使うのがおすすめです。
私の経験上、3000人以上のお客様を見てきましたが、乾燥がひどい方や肌が敏感に傾いている方は、W洗顔不要のタイプに変えただけで肌の調子が上向くケースが非常に多いです。一方で、ニキビができやすい方は、軽い洗顔料でさっと洗い流す方が調子が良いという方もいらっしゃいました。ご自身の肌と相談しながら試してみてくださいね。
4. メイクの濃さで選ぶ
普段のメイクの濃さに合わせて洗浄力を選ぶのも大切なポイントです。
- ナチュラルメイク派さん: 石鹸で落ちるコスメが中心なら、洗浄力がマイルドな植物オイルベースのバームで十分です。保湿力を重視して選びましょう。
- しっかりメイク派さん: ウォータープルーフのマスカラや、カバー力の高いファンデーションを使っている方は、洗浄力の高いミネラルオイル(鉱物油)やエステルオイルが主成分のものがおすすめです。
5. 香りやテクスチャーで選ぶ
最後のポイントは、毎日のスキンケアが楽しくなるような、あなたの好みに合うものを選ぶこと!
柑橘系やハーブ系のアロマの香りがするものは、一日の疲れを癒すリラックスタイムにぴったりです。また、肌の上でとろける感覚(テクスチャー)も製品によって様々。固めのバームがじっくりとろけるタイプもあれば、最初からシャーベットのように柔らかいタイプもあります。
テスターなどで試せる場合は、ぜひ香りとテクスチャーもチェックしてみてくださいね。
効果を最大化!クレンジングバームの正しい使い方
せっかく良いクレンジングバームを選んでも、使い方が間違っていると効果は半減してしまいます。ここで正しい使い方をマスターして、バームの魅力を最大限に引き出しましょう!
基本的な使い方ステップ
- 乾いた手と顔で使う: 手や顔が濡れていると洗浄力が落ちてしまうので、必ず乾いた状態でスタートします。
- 適量を手に取る: 付属のスパチュラで、さくらんぼ大くらいの量を取ります。量が少なすぎると摩擦の原因になるので、少し多いかな?と思うくらいでOKです。
- 顔全体に広げ、なじませる: バームを手のひらで軽く柔らかくしてから、顔全体に優しく広げます。皮脂の多いTゾーンからなじませ、次にUゾーン、最後に皮膚の薄い目元・口元という順番でなじませるのがポイントです。
- 【最重要】乳化させる: これが一番大切なプロセスです!少量のぬるま湯(32〜34℃くらい)を手に取り、顔全体のオイルが白く濁るまでクルクルとなじませます。これを「乳化」と言い、この一手間でメイク汚れや油分がしっかりと水に混ざり、すっきりと洗い流せるようになります。
- しっかり洗い流す: ぬるま湯で20〜30回ほど、優しく丁寧に洗い流します。髪の生え際やフェイスラインにヌルつきが残らないように注意しましょう。
- 清潔なタオルで押さえるように拭く: ゴシゴシこすらず、タオルを優しく肌に押し当てるようにして水分を吸い取ります。

【毛穴悩み必見】角栓をオフするスペシャルケア
週に1〜2回、毛穴の黒ずみが気になる小鼻などを集中ケアするのもおすすめです。
- クレンジングの前に、蒸しタオルで3分ほど顔を温め、毛穴を開かせます。
- クレンジングバームを少し多めに指に取り、小鼻など気になる部分を30秒〜1分ほど、優しくクルクルとマッサージします。
- あとは基本的な使い方と同様に、乳化させて洗い流します。
やりすぎは禁物です!肌を傷めないよう、力を入れずに優しく行うのがポイントですよ。
間違いやすいNGな使い方
- 長時間マッサージしすぎる: 気持ち良いからと5分も10分もマッサージするのはNG。浮かせた汚れが再び毛穴に入り込んだり、肌への負担になったりします。クレンジングは1分程度で手早く済ませましょう。
- 熱いお湯で洗い流す: 熱いお湯は肌に必要な皮脂まで奪ってしまい、乾燥の原因になります。必ずぬるま湯を使いましょう。
- 使用量が少ない: 量をケチると、指と肌の摩擦が大きくなり、肌を傷つける原因になります。規定量をしっかり使いましょう。
【プロ厳選】おすすめクレンジングバーム7選
これまで3000人以上のお肌を見てきた私が、自信を持っておすすめできるクレンジングバームを、プチプラからデパコスまで厳選してご紹介します!
気軽に試せる!プチプラ編
ink.(インク) クレンジングバーム
とろけるテクスチャーと驚きのコスパ!
5つの毛穴悩みにアプローチし、セラミドなどの高保湿成分も配合。無香料やクレイ入りなど、肌悩みで選べる豊富なラインナップも魅力です。初めてクレンジングバームを使う方にもおすすめです。(参照:ink.公式サイト)
夢みるバーム 海泥スムースモイスチャー
毛穴ケアと保湿を両立した実力派
ロングセラー「ロゼット洗顔パスタ」のブランドから登場したクレンジングバーム。海泥(クレイ)が毛穴汚れを吸着し、アボカドオイルなどの保湿成分がうるおいを守ります。ドラッグストアで手軽に買えるのも嬉しいポイント。(参照:ロゼット公式サイト)
BANILA CO(バニラコ) クリーンイットゼロ クレンジングバーム オリジナル
韓国で大人気!元祖シャーベットバーム
言わずと知れた韓国コスメの定番クレンジングバーム。シャーベットのようなテクスチャーが肌でスッととろけ、濃いメイクも素早くオフ。アセロラエキス配合で、洗い上がりはしっとりクリアな肌に。(参照:バニラコ公式サイト)
頑固な黒ずみ毛穴に!炭×酵素の力
クレンジングバーム人気の火付け役、DUOの中でも特に毛穴ケアに特化した黒いバーム。備長炭と活性炭の2種類の炭が汚れを吸着し、酵素が角栓を分解。テカリやザラつきが気になる方、脂性肌さんに特におすすめです。(参照:DUO公式サイト)
ご褒美スキンケア!デパコス編
CLINIQUE(クリニーク) テイク ザ デイ オフ クレンジング バーム
敏感肌にも優しい、世界中で愛される実力派
無香料・無着色で、肌に必要なうるおいを守りながらメイクをしっかり落とす、シンプルかつ優秀なクレンジングバーム。私も肌が揺らいでいる時はこれに頼ります。どんな肌質の方にも使いやすい、まさに「王道」の一品です。(参照:クリニーク公式サイト)
RMK(アールエムケー) Wクレンジングバーム
美容オイルたっぷりで、うっとりする使い心地
スイートアーモンドオイルやマカデミアナッツオイルなど、美容オイルを贅沢に配合。ローズの香りに包まれながら、とろけるバームでマッサージすれば、まるでエステ気分。洗い上がりは、もっちりとしたハリのある肌に。(参照:RMK公式サイト)
shu uemura(シュウ ウエムラ) アルティム8∞ スブリム ツバキ クレンジング バーム
スキンケア効果を追求した、究極のご褒美バーム
ブランドを代表するクレンジングオイル「アルティム8」のバーム版。椿オイルをはじめとする8つの植物オイルが、カシミヤのような肌へと導きます。メイクオフしながら、最高峰のスキンケアを体験したい方に。(参照:シュウ ウエムラ公式サイト)
クレンジングバームに関するよくある質問(Q&A)
最後にお客様からよくいただく質問にお答えしますね。
Q. マツエク(まつげエクステンション)をしていても使えますか?
A. 「シアノアクリレート系」のグルーに対応した製品なら使えます。
多くのクレンジングバームはオイルが主成分のため、マツエクのグルー(接着剤)を劣化させてしまう可能性があります。パッケージに「マツエクOK」や「シアノアクリレート系グルーをご利用の場合にお使いいただけます」といった記載があるか確認しましょう。使う際は、目元をゴシゴシこすらず、優しくなじませてくださいね。
Q. 朝の洗顔にも使っていいですか?
A. はい、使えます。特に乾燥肌さんや、寝ている間の皮脂が気になる方におすすめです。
夜の間に酸化した皮脂や、スキンケアの油分を優しくオフすることができます。ただし、夜よりも少量で十分です。Tゾーンなどベタつきが気になる部分を中心に使うと、メイクのノリも良くなりますよ。
Q. どのくらいの頻度で使えばいいですか?
A. 毎日お使いいただけます。
クレンジングバームはメイク落としなので、メイクをした日は毎日使ってください。ただし、角質ケア成分や皮脂吸着成分が入っているものを毎日使うと、肌質によっては乾燥を感じることも。その場合は、他のクレンジングと併用して、週2〜3回のスペシャルケアとして使うのも良い方法です。
まとめ:あなたにぴったりのクレンジングバームで理想の肌へ
いかがでしたか?今回は、クレンジングバームの選び方から正しい使い方、おすすめ商品までを徹底解説しました。最後に、大切なポイントをおさらいしましょう。
- クレンジングバーム選びは「肌質」と「肌悩み」を軸に考えるのが基本。
- 毛穴ケアには「酵素・クレイ・炭」、くすみケアには「AHA」配合のものを。
- 効果を最大限に引き出す鍵は「乳化」!この一手間を絶対に忘れずに。
- W洗顔不要タイプは、時短と肌への優しさを両立できる優秀アイテム。
クレンジングは、ただメイクを落とすだけの作業ではありません。肌をいたわり、未来の美肌を育むための大切なステップです。
この記事を参考に、ぜひあなたにとって最高のパートナーとなるクレンジングバームを見つけて、毎日のスキンケアタイムをもっと楽しいものにしてくださいね。あなたの肌が、昨日より今日、もっと輝くことを心から応援しています!
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